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通関士試験の勉強法には、①独学する、②通学講座を受講する、③通信講座を受講する、④専門学校に通う、という計4つの方法があります。このうち「④専門学校に通う」についてはケースがやや特殊なので、ページを改めて述べるとして、ここではそれ以外の3つの勉強法について少し考えてみたいと思います。

通関士というのは、数ある貿易関係の資格のなかにあって唯一の国家資格であり、その試験は非常に難関であることでも知られていますが、結論から言えば、「独学」「通学講座」「通信講座」のうち、どの勉強法を選択したとしても合格を狙うことはできます。

ただし合格の確実性という点では、3つの勉強法には大きな違いがあり、「独学」による合格の可能性は、「通学講座」「通信講座」の半分もあれば良い方だと思います。
では、なぜ通関士試験は独学での合格が(不可能ではないものの)難しいかというと、その理由は試験の性質に見て取ることができます。

資格試験には2つのタイプがあって、1つは広範な分野の知識を浅く広く学ぶタイプの試験、もう1つは限定的な分野の知識を狭く深く学ぶタイプの試験。前者は、学習範囲こそ広いものの、問われる知識自体はそれほど深いものではありませんので、時間をかけさえすれば誰でも習得することができます。それに対して後者は、より高度で専門的な知識が問われるため、単に時間をかけるだけでは習得することはできません。
コツコツと地道に学習する独学と相性が良いのは、もちろん前者のタイプの試験です。

言うまでもありませんが、貿易業務のエキスパートを選抜する通関士試験は後者のタイプの試験です。ゆえに、通関士試験は独学での合格が難しいわけです。

また、そうした「狭く深く」タイプの資格試験には、業界特有の言葉が頻出するといった特徴もあります。それは何も難解な専門用語だけでなく、通関士試験で言えばたとえば「輸入」や「輸出」といった言葉もそれに該当します。我々が通常使用する「輸入」「輸出」の意味合いと、通関士試験における「輸入」「輸出」の定義は少し異なっていて、だからこそ余計に、正しい理解の妨げになるといった側面もあります。

今のはあくまでも単純な例ですが、通関士試験の学習では用語に悩まされることも少なくありません。そうしたときに助けになるのが、講師のちょっとしたアドバイスだったりします。

独学には独学の魅力がありますが、殊に通関士試験に限っては、通学講座もしくは通信講座を受講した方が得策と言えそうです。

>>仕事しながら通関士の資格を取得するのに一番の勉強法とは?